この日が来れば思い出す

私の大先輩で原爆直後に爆心地に入り、無残な死体処理等を行ったそうです。その人ももちろん原爆症になりいつも
病院に通っていました。 その先輩は高等学校の先輩です。もちろん私は高等学校ですが、先輩は当時中学校でした。その人によると爆心地は入って処理を命令されたときには、何も知らず新型爆弾といっていたそうです。当時のことを詳しくは話してくれませんでした。悲惨な光景をみているので、思い出したくなかったのでしょう、また後輩にいやな思いをさせたくなかったのでしょう。その人はその後どうなっているかは音信不通ですが、いいひとでした。白血球が少ないともいっていましね。今日は写真を出しません。その人のことを思い出すと胸がいっぱいになり
ます。世界は平和でありますように!